2021/6/13 レ・ミゼラブル_1/2
今期2回目のレミゼ。
大好きなバルジャベマリコゼエポ揃い踏みで目が足りませんでした(総括)(結論は最初に言っていく主義)
シュガバル・理生ジャベの素晴らしさは5/30公演分で思う存分書いたので割愛。今回も本当に本当に素晴らしかったです。
2公演目にしてシュガバルわたし的今季ラストでした...今後も毎年見たいし佐藤×上原の公演はお二人の2019プレビューから観てるので次も絶対見たい。
知念さんファンテの夢破れてが圧巻でした...分かってた、分かってたんだけど、なんか2019よりさらに感情的というか、すごく深い感じがした。めぐさんもそうだったし、今季の演出ですかね。「秋にはもういない」のところとか、悲しくて悲しくて...
ラブリーレイディーは初めてのバイト観察。ふうかちゃん・彩春ちゃんの娼婦がなかなかにしんどくて...特にふうかちゃんは終始落ち込んでて見るに堪えなかった...
理生ジャベ出て来てからのアンジョ・マリウスのバイトも初めて拝見!小野田くんも内藤くんも似合う...
そして大好きなじゅんさんテナ!!
もう意味わかんない(←褒めてる)ステップ踏みまくってるのがテナルディエのインチキ感が出ていて本当に好き!いちいち小ネタが挟まっててこのテナルディエなら色んな人騙してるだろうし、でものうのうと生きてるんだろうなあと思う。もりくみさんマダムは何も言うことがありません、圧巻です大好きです。
5/30も思ったけど今季の宿屋やたらくさいくさい言ってるのなに?楽しいし良いけど別にいらなくない?笑
パリに入って、今回楽しみにしていたマリコゼエポ!!
内藤マリウスが過去見て来たマリウスで1番好みなんですが、今回もとにかくアツい!全力でコゼットを愛して、全力でエポニーヌの死を悲しんで、全力で砦で戦って、全力で仲間の死を悲しむマリウスがとても好みです。
小野田アンジョも好きすぎる、「築け今バリケード」の強さ!!小野田アンジョなら革命成功しそう。それこそ上原アンジョと同じくらい強さを感じる。
ふうかちゃんエポニーヌは2017年に初めて観たレミゼのエポニーヌで大好きなエポニーヌ。妹系マリウス大好きエポニーヌなのが本当に可愛くて、「内藤マリウス気付け??」ってなります。「大した本だねあたしも読めるわ」のあとちょっとバカにした感じで本でエポの頭ポンってするの、内藤マリほんとあざとい。そこからの「わかってないのね」がもう早速切ない。ふうかちゃんエポはマリウスの前ではずっと笑顔でニコニコの可愛いエポニーヌなのに見えなくなった瞬間ずっと泣いてるような顔をしていちいち傷ついてるのが本当に切ない。
ところで田川モンパルナスチャラすぎない?エポの肩?腰?抱いているのめっちゃチャラいしイケメンじゃない?強奪のシーンで思わず三度見したの初めてなんですが??
マリコゼ出会いのシーンの彩春コゼがとにかく可愛すぎる。いやずっと可愛いんだけど。ここからずっと可愛いんだけど。彩春ちゃんコゼットのバルジャンに大事に大事に育てられたであろうお嬢様感が大好きすぎる。恋に落ちた瞬間の内藤マリと彩春コゼ、それを見てしまったふうかエポのお写真、ロック画面にしたいからお願いだからリリースしてください東宝さん...
理生ジャベが出てきて空気がいっぺんするの、ジャベールの正義が溢れ出ててもう居た堪れない。じゅんさんテナが「おお、目こわっ」って言うのがとてもよく分かる。怖かったなあ、あの目。
毎回書くのもあれですが、理生さんジャベのSTARSは本当に好きすぎる。星たちと対話している感じがして好きすぎる。そんなに正義で生きづらいだろうよ理生ジャベ...でもその生きづらさに気づいていないほどの信念...
2回連続の井伊くんガブローシュ。あの子のガブローシュ強くて儚くてとても好き( ; ; )他の子のガブローシュも楽しみだなあーーー
上手での「コゼット思い出す〜」のところのふうかエポ、切なくて切なくて居た堪れない...「惨めな今のあたしを見て」って言うのにマリウスが来たらすぐ表情変えて、飛びついていって、かわいい恋する女の子...「ムッシュ、金などもらいたくないわ」のところ、本当に傷ついてて居た堪れない...ほんと、浮かれんなよ?内藤マリウス??
(※内藤マリウスの浮かれ具合がわたしの中のマリウス像にぴったりで、だからこそふうかエポをみて居た堪れなくなってこの辺「おいこらマリウス?」ってなりがちです。なお、内藤マリウスは今までで一番好きなマリウスです)
この日のABCカフェもアツかった!
小野田アンジョのリーダー感!強い!革命成功しちゃいそう!小野田アンジョについていきたい!グランテールから酒瓶奪った後返してあげないのいじわる!
何も疑わない小野田アンジョはジャベールとはまた違う正義をひしひしと感じる。小野田くんのジャベール観たい、いつかやってくれそう。
Red&Blackの内藤マリウスもアツくてとても好き。顔くしゃくしゃにして歌うのよねえ。
ラマルクの死からの民衆の歌は小野田ー!小野田ー!って永遠になるやつ。アンジョルラス像も人によってそれぞれあって、革命成功しちゃう感のあるアンジョルラスはそれもそれでどうなんだ?という解釈もあるけど(※これについては市民が来ないときの絶望に繋がるから私は好き)、理生アンジョが初見だった私としてはやっぱりここで強いリーダー像を示してくれる小野田アンジョがとても好き。
内藤マリ、彩春コゼ、ふうかエポのプリュメ街〜Heartful of Loveは長くなりそうなので1/2はここまで。次入るまでに2/2書き切るんだ、絶対だ.......!
2021/5/30ソワレ レ・ミゼラブル_3/3
結局1公演目を書き終える前に2公演目観劇してしまった、サクッと二幕を書き終えたい(希望)。
二幕始まりの相葉アンジョはやっぱりいいよねえ。顔がいい。カリスマ性。もっとも原作に近いアンジョは確実に相葉アンジョ。そりゃあグランテールも陶酔するわ、納得、というアンジョ。
理生ジャベの「昔は俺も戦った」の「はい、知ってます」感は今年も健在でした、嬉しい。理生アンジョでファンになった身としてはやっぱりここがわかるの嬉しい。
ちなみに「俺には分かる奴らのやり方」で後ろから手上げてジャベールの真似しながらついていく丹宗グランがお茶目すぎたから特筆しておきたい。
ここからは屋比久エポ劇場。マリウスから手紙を受け取ってバルジャンと会ってOn my ownまでずっと泣き通し。
屋比久エポって一番テナルディエ夫妻の娘っていう感じがするのよねえ。昆ちゃんエポは王道エポニーヌで大好きだしふうかちゃんエポは初観劇のエポニーヌで今も一番好きなエポニーヌなんだけど、一番お育ちの悪いエポニーヌっていう感じがするのが屋比久エポ(※全身全霊で称えています!!)で、擦れた感じとかどうせあたしなんて...っていう諦めも全部全部エポニーヌ。
帽子を被り直して砦に吸い込まれていくのも、死を覚悟している感じがしていたたまれない、、、三浦マリにぎゅっと抱きしめられながら死にゆく屋比久エポは死ぬのに幸せそうで、なんて残酷な人生を歩んできたのかととにかく止まらない涙。この辺ほんとしんどい(しかし多ステはする)。
ちょっとだけ戻って巧くんガブローシュはほんとにお上手!「子どもだってなめんなどんなもんだい!」でジャベールのほっぺぺちってやるの、なめてるなあ大人をwってなるし、それでもかっこよく見える素敵なガブローシュ。
下手のバルジャベのやりとりはもう至高。好きでしかない。2019年の理生ジャベの「わからんぞ???」のポワポワ具合は封印。普通の「わからんぞ?」でした、ちょっと寂しい。笑
理生ジャベが逃げるところはほんとゆったり時間違うよねえ、「どうせ打つんだろ?どうせお前はいつまで経っても悪なんだろ?俺を殺すんだろ?」と言うように振り返っては立ち止まり、ゆっくりゆっくり捌けていく。ジャベールの正義が崩れていく序章という感じがしてしんどくなる。
Drink with meはもうとにかくグランテール劇場。「死も恐れぬか?」がグサッと来るし、それに対して他の仲間が本気で怒ってるのが良い。そこからやっぱりアンジョの顔を見ると従ってしまうグランテール、上手に回ったところを後ろからガブローシュがぎゅっとするのがとにかく泣ける。止まらない涙。そこからお酒の瓶をガブローシュに渡してガブがうえっ、ってなるところもこの後のことを考えると止まらない涙。丹宗グランは本当にガブローシュと仲良しでここから先の悲しみが際立つ...グランテール...
シュガバルのBring him homeは慈愛に満ちていて本当に好き。賛美歌かと思う。美しい。2019年の制作披露記者発表会で聴いて泣いたのが懐かしい。あの頃からさらに力強さが加わって、どんどん神に近づいてる感じがする。シュガバルはどこまで強く優しくなるんだろうか。
ガブの死の後の丹宗グランももう悲し過ぎる。そっとアンジョからガブを受け取ってから下手に寝かせてそこから吸い寄せられるように砦に突っ込んでいくの、見るに堪えない。相葉アンジョの散り様もかっこいいし、砦がとにかくアツい。アツすぎる。
理生ジャベはガブローシュの死に十字を切らなくなってた。なにかまた解釈の変化があったのか気になる。教えて警部殿のコーナー、YouTubeでもいいから復活しないかしら...というか理生さんのFCイベント行きたいなあ...
「うわあー!!!」と唸ってからの下水道。理生ジャベならではの唸り。
下水道でバルジャベがまた対峙してからの自殺は心が痛くなった(リアル)。法が、自分が正義だと思っていたのに、悪人だと思っていた奴に命を救われて恨みなどはないと言われて、自分の正義への疑いが出てしまって、心が崩れていくのが見るに堪えない。もうなんかこの辺って共感しかないというか、生きづらいだろうなあジャベールの生き方...って思う。あそこまで自分を信じてもいないから追い込まれることはないけど、どうにかして理生ジャベを救いたい...って毎回思う。あーコロナ明けたらセーヌ川の橋の上で理生ジャベに想いを馳せたい。
ここまでで1800字超えた、巻きたい。結婚式まで飛びます。
結婚式の斎藤テナ・樹里マダムは最高すぎた。陽気で図太くてずるがしこくて、嫌な夫婦!でも憎めない!斎藤テナのアドリブは「マエストロ、アレーグロ!」→「紙ストロー、ありゃダメだ!」で吹いた。
ここの給仕係バイトの相葉っちさん楽しそうすぎて笑った。死んだから?ねえ、本役死んだから??(やめなさい)
エンディングのシーン、こんなに暗かったっけ?と思うくらい真っ暗。何も見えない。もう少し明るくしません?と思うくらい暗い。銀の燭台に蝋燭つけてマシになったけど、やっぱり暗い。ここのシーンで銀の燭台が残ってるのとても良いよねえ。「銀の燭台を使って正しい人になりなさい」って、きっと司教様はそれでお金を作って正しい人になりなさい、って言ったんだと思うけど、それを売らずして市長まで上り詰めてたくさんの人たちを救ったバルジャン。工場ができるところまでのスピンオフも見たい。
ここのシュガバル、なんでそんなにおじいさんの声なのに歌詞がきちんと分かるように歌えるのが本当にすごい。まだ30代なのになぜそんなにおじいさんの声が出るのか...
ここで出てくる濱めぐさんファンテは慈愛の塊で大好き。優しいお母さんのお顔。ずっとバルジャンとコゼットを見守ってたんだろうなあ。目を開いたまま、この世に未練を残したまま亡くなったけど、きっと2人を見守って安心してたんだろうなあ。
鎌田さん司教に列に入れられるところで号泣。ここで民衆の歌のメロディーだけど現代に通ずる歌詞がもうずしずし刺さる。
「若者たちの歌が聞こえるか?光求め彷徨う歌の声が 世に苦しみの炎消えないがどんな闇夜もやがて朝が」
というわけで本編終わり!!
おけぴ観劇会だったので、終了後にご挨拶がありました。理生ジャベの「外はもう暗いです、寄り道せず気をつけてまっすぐ帰ってください、警部からのお願いです」って言ってたのがお茶目で可愛かったです!!!警部殿ー!!!
これで本当に全部終わりです、1公演目でこんだけ書いたけど、きっと次からは重なるキャストの方もいらっしゃるのでもう少し短く書ける予定。
次は内藤マリウス×熊谷コゼット×ふうかエポニーヌについてあれやこれやいっぱい書きたい。
2021/5/30ソワレ レ・ミゼラブル_2/3
今日は六月暴動の日だそうで。
なかなかマニアックな暴動(「ただの一晩で落ちた」がために革命じゃなくて暴動といわれるところがなんともレ・ミゼラブル(悲惨な人々))を題材にしているのも群衆をテーマにしたからこそ。
一番好きなエポニーヌの命日ということで心をフランスに飛ばしながら・・・
1/3では取引のシーンまで書いたのでようやくパリに入れます。
相葉アンジョはもうとにかく顔がいいよね、相葉アンジョにならついていきたいって思うしカリスマ性がすごい。三浦マリと二人だとほんとに二人ともスタイルよくて顔もよくてうわあってなる。(語彙力)
そして大好きな屋比久ちゃんエポ。昆ちゃんエポもふうかちゃんエポも大好きな私ですが、屋比久エポ博多一番テナルディエ夫妻の娘、という感じのするエポニーヌで大好き。やさぐれ具合もお育ちがよくない感じも増してて登場だけで泣きそうに(;;)
そして「警察だわあいつはジャベーーール!」からの理生ジャベの介入~!一気にふけるよねえここ、白髪かっこいい。斎藤テナ割とふざけてるのに笑わないのすごいなって思うw
「俺の名を聞いて逃げ出したのか」からの声の震え具合がとても好き。バルジャン追いつめるためならなんでもしそうな感じがもうジャベ、もういいよってなる。からのStarsは何も疑わない理生ジャベの真骨頂という感じで大好き。クラシックTVでやっていた通りイントロのメロディーが美しすぎるしジャベって純粋で美しい人なんですよねえ。悪役ととらえられがちだけど悪役ではないし正義の権化。「スターズ星たちは限りなく~」から星たちと対話している感じの理生ジャベが好きだしひざまずいて十字切る理生ジャベ敬虔なクリスチャンっていう感じで好きだし、だからこそあとから自殺を選ぶと思うとこの辺からずっと泣いてるところ。
からの可愛すぎるガブローシュからの上手側での「コゼット思い出す~」のエポが悲しくて悲しくて感情が忙しいところ。マリウスを見つけてから声色明るくなるのにマリウスはコゼットに夢中だし三浦マリの「狂いそうさ~」が浮かれ野郎でもうほんとにマリウス嫌いってなる。(←最大の誉め言葉です)
今回のレミゼのアンサンブルさんたちみんな熱すぎるな?!とラブリーレイディあたりから思ってたけど確信をもったのがABCカフェ。ここから砦が落ちる瞬間まで全員熱すぎる。相葉アンジョのカリスマ性はまっすぐだし、マリウスはコゼットコゼット言ってるし(ほめてます)、丹宗さんグランの「こいつぁまるでオペラ」が好きすぎる。この辺から学生のシーンは基本的に丹宗さんグランを見ていました。(グランテール大好き)
からのプリュメ街!敷村コゼットがとても強くてびっくり!佐藤バルを問い詰めるところなんてだいぶタジタジでは?って思うくらい。エポニーヌか?と思うくらい強くて最初は違和感があったけど、あのファンテーヌの娘だし強いはずよね。この解釈もなるほど~!となるのがレミゼのすごいところ。
からの三浦マリ。浮かれすぎで屋比久エポとの対比でエポが歌う泣く私。「突き刺さる彼の言葉が~」から毎回ずっと泣くやつ。「片思いだわ仕方ないのね」の投げやり感がもう屋比久エポの真骨頂…
襲撃のシーンも見るに堪えないエポニーヌ…実の父親から「このアマなめるな」なんて言われたら堪えられないよねえ…屋比久エポの強い目が刺さる…
ワンデイモアは安定の圧巻。屋比久エポが「みじめなあたし」であたしで諦めたように笑うのが悲しいけど好きすぎるんですよねえ。昆エポとふうかエポはあたしを強く歌うのに対してあたしで諦めたような歌い方になるのが、あーなるほど!って思った前回の博多座。そのままの歌い方でとてもうれしかった。
理生ジャベが三色旗を腰に巻きながらひざまずいてから隊列に入っていくのも見るに堪えなくなる。それがジャベールの正義なのか?いいのかジャベール?と毎回問いたくなる。悲しい。
そして熱い熱いアンサンブルさんたち。「新しいこの日~」からは隊列に加わりたい衝動に駆られる。
朝が~明日が~くーれーばーーーの後の万雷の拍手は本当にすごかった。なのに観客の皆様、トイレに立つスピードすごい!玄人観客集団!w
というわけで一幕が終わり!あと1回で二幕を書き切る予定!
2021/5/30ソワレ レ・ミゼラブル_1/3
今期は入った公演の感想を詳細に残したい、などと思い。
日比谷に降り立ってまずは理生ジャベにご挨拶。このパネルほんと素晴らしいんだけど全公演1人参戦だから隣に並んで写真撮れない...誰か...
シャンテでグッズを買って(当日のチケット持ってたら200円引きになる)いざ帝劇。着くまでにクリエ前通ったらジャニオタがたくさんいた。私も自担に会いたい。けどこの日はミュージカル界の推し。
帝劇に入っただけで泣きそうになりました。2019エリザぶりの帝劇?合ってる?赤いキャスボが大好きなんだけど特大サイズでそこら中に掲示してあって(2階にもあった)入口には「会話禁止」と掲示してあって東宝さんの本気を感じつつ。
この日は2階センターのお席でした。ワンデイモアの隊列が一番後ろまで綺麗に見えるから、レミゼの2階席は大好き。1階後方S席で見るくらいなら2階A席の方が好き派。
ジャッジャーン、ジャッジャジャーン。のイントロから泣く。そこから橋の上のジャベールを凝視しつつ、「いつかは逃げるぞ見てろ」で丹宗さんを見る。からの「奴をここへ呼べ24653」で理生ジャベ!ってなってからの、「自由なのだ」でシュガバルが2019と全然違う!となりました。
2019のシュガバルはそれはそれは慈愛に満ちていて優しくて大好きなバルジャンだったのですが、めちゃめちゃパワーアップして強さが出ていました。粗野な感じが増していてこれは19年間牢獄に入れられていたバルジャンそのもの...シュガバルすごすぎる...
鎌田さんの司教様。「さあ入りなさい」でうるっと。優しい中にも強さがあって、砦で戦っていたからこその説得力。「さて我が兄弟〜」からの説得力がもう一種の恐怖を覚えるくらいの説得力。鎌田司教様あと何回見れるんだろうか私は、また観たい。
シュガバルの独白は最初の印象の通り粗野な印象もありつつ力強く生まれ変わる決意が感じられてもう素晴らしすぎた。めそめそ泣くというよりは気づいたらツーっと両目から涙が出ていた感じ。次回からはマスクの替えが必要だと悟る。独白終わりの万雷の拍手はものすごかった。皆さん待ってましたよね、私も待ってた。
濱めぐさんファンテは2019年から一番大好きなファンテーヌ。私が語るまでもないですが夢破れては圧巻だし港で堕ちていくさまは見るに耐えない。バマタボア氏は見るたびに気持ち悪さが増してる(褒めてる)。
この港のシーンでの理生ジャベの登場がとても好き。自分の職務に対して1ミリの疑いもなく、「まともな仕事に正しい報い、それが神の御心なのだ」って本気で言っちゃうから理生ジャベ真面目すぎて生きづらいだろうなって毎回思う。わかるよその気持ち。
馬車のシーンでの理生ジャベによるバルジャン疑い度は2019よりは下がった印象。2019が99%疑ってたとしたら70%くらい。あとはコート着せてあげなくなってるって思ったけど理生ジャベって2019コート着せてたっけ、忘れた。疑い度が減った分、「あいつは全て信じている」への繋ぎが自然になった。2019は「あいつは蛇!(cvマリーアントワネット)」っていうくらい疑ってて、「あいつは全て信じている」ってバルジャンが言った時思わず「信じてないよ!勘違いだよ!いい人すぎだよシュガバル!」ってなったレベルだった。原作忠実なら99%疑うで正しいけど、歌詞を考えると今回の方が自然に入ってきて素敵だった。
シュガバルのWho am I?は最高すぎました。バルジャンの葛藤、人間らしさが痛いほど伝わってくるやつ。シュガバルのソロ1曲ずつ褒めたくなっちゃう。それくらいシュガーさんがバルジャンだった。あとは「俺は24653!」で前回は音程ステイさせてたけど今回は歌い上げてました。こっちの方が好き。
シュガバルが走り去ったあとの理生ジャベはめちゃめちゃニヤニヤしてていい意味で気持ち悪い。「蛇!(cvマリーアントワネット)」
濱めぐさんファンテで一番すごいと思うのは亡くなるシーン。目を開けたまま亡くなるんですよねえ。バルジャンが守ってくれるとはいえ、コゼットを残して死ぬことへ多少なりとも未練があるのが伝わってきてつらい。そっと目を閉じてあげるバルジャンが本当に好き。優しい。
と思ってたら上手から「バルジャーン」って低音が聞こえてきて忙しい(主観)。シュガバルと理生ジャベの対決は互角な感じがして好き。「誓ってやり遂げよう」の前に鎖を拳に巻き付けてたので「おや、光夫バルみたいに鉄拳食らわすのか?!」って思ったらそっちの手で殴ってなかった。優しいシュガバル。
斉藤テナルディエは2019プレビュー→2019博多座以来の3回目。とても落ち着いててアドリブも入っててよくわかんない(←褒めてる)ステップ踏んでてTheテナルディエっていう感じ。樹里さんマダムは余裕があって落ち着いててほんとに新キャスト?!という感じでした。レミゼ大好きというコメントを見て納得。
取引のシーンのシュガバルも好きすぎた。「ありがとうこの子をすぐに忘れるだろう」が皮肉たっぷりで、シュガバルの感情の込め方〜〜!ってなった。からのコゼットとのワルツが優しくて優しくて。お人形渡すところも目を瞑らせてから渡すところが優しいパパ!最初の粗野だったバルジャンと比較しても変化が素敵すぎる。
本当は今日でラストまで書きたかったけど、まさかの既に2300字を超えたので3回に分けることにした。毎回この分量書くのか私?(恐怖)
理生ジャベ見に行ったはずなのにここまでシュガバルの話ばっかしてる、なんなら一幕終わりもシュガバルすごいっていうのが最初の感想だったから今期のシュガバルはすごい(語彙力の欠如)。
レ・ミゼラブル2019
世界一好きな作品、レ・ミゼラブルの2019年公演が私的千秋楽を迎えました( ; ; )
小学生の頃に本を読みコゼットに憧れ、成長してエポニーヌに共感し、お仕事を始めてからはジャベール分かるよ〜〜〜となる、そんな人生とともにある作品。
キャスト発表からもうワクワクで、それから毎日キャストスケジュールとにらめっこしていつ入ろうか考えて、強運に恵まれて制作記者発表のオーディエンスとして参加できて、プレビュー2日目が私的初日で、博多座で私的千秋楽でした。ありがとうございました。
そんなつもりはなかったけど気付いたらプリンシパル制覇していて、もう全員素晴らしかったから全員について語りたいのだけれど!!
シュガバルの慈愛と賛美歌のようなBHHとか、光夫バルの粗野だけど優しいBHHとか、理生ジャベの正義とそれが崩壊した時の甲藤とか、濱めぐファンテのこの世への後悔とか、二宮ファンテの可憐さと強さとか、ふうかエポのいじらしさとか、昆エポの強さとか、屋比久エポのテナルディエ夫妻の子だな感とか、内藤マリの砦の男としての覚悟とか、小南コゼットの物語全体の一筋の希望感とか、、、
喋りたいことが多すぎる。好き。
2021年公演を楽しみに頑張って生きる。